有彩色の中で最も明るい色と言われているのが黄色です。赤色と同様、相手に与える印象も強烈です。赤は炎を連想させるため状況によっては強すぎるイメージでしたが、黄色は太陽やひまわりを連想させるため赤色ほどは強くなりすぎません。

また黄色は周囲の明るさに関係なく認識できる色です。

そのため道路標識にもよく使われています。馴染みのある色ですから、人に親しみやすい印象を与える事ができます。黄色はどんな状況でも認識できる特性から、危険を知らせる色としても使われています。工事現場や踏切などで黄色が使用されているのはそのためです。

日本では明るさ、希望をイメージして活発な印象を与えたい企業が好んで黄色を使っています。同じく活発な企業をアピールしたいなら黄色を使用したロゴがおすすめです。しかし欧米ではイエス・キリストを裏切ったユダが黄色い衣装をしていたため、裏切りや嫉妬というマイナスイメージを持たれる事があります。

黄色をメインとした企業ロゴを作る場合はそれらのマイナスイメージを与えないようにデザインする必要があります。色彩に関する感性がないと難しいですから、黄色を使う場合はロゴ作成会社などのプロに相談する方が良いでしょう。

⇒青色の印象