視覚的な訴えが一番強いのは赤色と言われています。その分相手に残る印象も強烈で、多くの企業ロゴは赤色を基調としています。ただ印象が強い分、一度マイナスなイメージを抱いてしまうとその印象が強く残る結果となります。

赤色は炎を連想させる色で、赤い壁の部屋では体感温度が上がるとも言われています。赤色は他にも、口紅など女性の化粧品を連想させますし、人を高揚させる効果があるためかショップのセールスタグにもよく使われています。

特にセールスへの影響は大きく、赤色を入れるか入れないかで売り上げが変わるという話もあります。そのため、赤色は多くの企業で使われています。特に日本企業での使用が目立ちます。欧米でも赤色をメインとした企業ロゴはありますが、欧米では警戒を呼び掛ける色にもなるため、日本に比べると数は少なめです。

その印象を生かして防犯関連のポスターに使われる事はあります。赤色をメインとした企業ロゴを作る場合は、加減が大切です。素人ではなかなかその加減が分からず、マイナスなイメージを恐れるあまり印象の薄いロゴとなり、せっかくの赤色を生かせない事も多くあります。

色彩の加減に自信がない場合はロゴ作成会社に依頼した方が無難でしょう。

⇒黄色の印象